写真で解説する発車標/遅れ表示 のバックアップ(No.1)


ATOSでは、列車が遅延した際は遅延時間が分単位で把握でき、運休や順序変更が発生した際は指令からの情報が直ちに反映されます。
ATOS連動型のLED発車標では、駅ごとのカスタマイズによって異常時の情報発信が設定されています。



遅延時

時刻消去

決められた時間以上に列車が遅延した場合、列車の発車時刻を消去します。
この「決められた時間」というのは駅ごとに設定されており、数分遅れただけで消える駅もあれば、全く消えない駅もあります。
※2段の発車標の場合
表示されている2列車中、一方の列車が遅れていなくても、もう一方の列車が時刻消去の条件に該当すれば、1段目・2段目ともに時刻が消去されます。

先発・後発

前項の「時刻消去」に該当する状況下で、さらに「先発・後発」の設定がされていると、列車の発車順序が時刻部分に表示されます。
基本的にはホーム発車標のみの設定で、コンコース発車標での表示は確認されていません。

遅れ時間表示

遅れている時間を、赤字で表示します。英語の表示はありません。(空白になる)
なお、表示位置は駅ごとに自由に設定できるため、専用の項目を設けている駅もあれば、時刻や行先などと交互で表示する駅もあります。
ATOSの遅れ時間は、余裕を持って遅れが表示されます。
「15分遅れ」の表示がでる条件は、15分59秒を超えて遅れている場合(=16分〜20分遅れ)となります。

遅れ時間スクロール

遅れている時間を、スクロールします。
特定の列車(特急列車など)のみでこの設定を使用している駅もあります。

運転整理時

運転整理時の出発時機表示機は、抑止通知延発出発・の各項を参照してください。

抑止